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2015年9月24日 (木)

ブリの氾濫

 「同窓会で30年ぶりに会った」とか「2日ぶりのまともな食事」とか、期間が空いたことを表現するのに「~ぶり」という言葉を使う。それが、最近妙な使われ方をしているのを会話でぼちぼち聞く。
 通常、「ぶり」の前には期間を示す言葉が入る。X時間とかX日とかX箇月とかX年とか。大概は長い期間が空いたことを表現する。
 ところが、誰が使い始めたのか、期間でなくある時点を表す言葉につなげてきた。「5月5日ぶり」「卒業式ぶり」「新宿で偶然会ったときぶり」など。
 はっきり言えるのは、「以来」を「ぶり」に置き換えてしまっているということである。日本人が慣れない英語を使うときにbyとuntilとかbetween とamong とかを使い間違えてしまうのと似ているのかもしれない。
 で、先日ラジオを聞いていたら、ナビゲータの平井理央さんがゲストとの最初の会話で「いつから会ってない?」「あの金メダル以来?」(ゲストはメダリスト)「ってことはいつだろう?」「金メダルは2010年だから……」「そうだよ、多分。2010年ぶり!」
 アナウンサーやっちまった。2千年ぶりってあんた何千歳だよ!まあそういうことになるだろう。

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