2014年9月30日 (火)

小さな充電池

 ヤマダ電機の500円券が9月いっぱいなので、かみさんにまた単3型ニッケル水素充電池を買ってきてもらった。
 かみさん曰く、「容量は90mAh少ないけど2万回使えると書いてあったから18000回よりいいと思って」。2万回?いつの間にそんな大胆な進歩を?2千回ではなくて?
 見たら2千回だった。それでもかつて500回だったことから考えると結構な進歩である。
 2万回充電できるとしたらそれは売りになるのか考えた。充電にぼちぼち時間を要するので1日1回充電するとして、1年で365.25回、10年で3652.5回、54年9か月余り使える。いくら充電池とはいえそんなに長く使うか?
 それで思い浮かんだのが例の歌だった。
 小さな単3充電池 おじいさんの電池
 100年いつも働いていた ご自慢の電池さ
 おじいさんの生まれた朝に 買ってきた電池さ
 いまは もう 0ボルト その電池
 100年休まずに 放電充電
 おじいさんといっしょに 放電充電
 いまは もう 0ボルト その電池

「いまはもう動かない」じゃないの?とかみさん。電池は動きませんから。残念。

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2011年5月16日 (月)

自然エネルギー発電に求められること

 大型風車は危険な存在である。
 効率的に風を受けて大きな電力量を発電できる、高い電圧も得られるとすると大型風車か、ということになる。しかし、ひとたび勢いがつけばたくさんの電気を作るが、風が弱い時には急に風が吹いたところで簡単には回り始めない。モーターで軽く回転させておいて風を受けたら発電に移れるようにする。重たいほど慣性で回り続けようとするので重たいダイナモも回せる。だがそのパワーと勢いはかなりのものなのでぶつかったら大変である。そこでバードストライクが問題になっている。
 大型の鳥が風車の近くに飛んできた時、あの回る羽根の間を縄跳びのように通過しようとするのか、あるいは気流に引かれて抜け出せずに近寄るのか、どのようないきさつかははっきりしないが少なからぬ鳥が大型風車の羽にぶつかって命を落としているのは事実である。以前風にあおられて倒れた大型風車もあったが、近くに何もなかったらしく幸い巻き添えは無かったようである。大型重機が素早く動いているようなものだから、あんなのにぶつかったら無事では済まない。
 小型の風車というのもある。しかしプロペラというのは刃物のようでもあり、野球のバットのようでもあり、とにかく危ない。カバーを付けたり、リング状にしたりと工夫はあるが、基本的に直径の小さくないのがブンブン回っていることに変わりはない。それに対して、縦軸で回転する筒状の風車がある。パッと見では効率が悪そうだが、そんなに悪いものではないらしい。むしろ、どの方向から風が吹いても同じように風を受けることができる。プロペラは風が吹く方向に首を振らなくてはならない。あるいは固定してあれば風向きが違う時に効率的に回らない。だが、筒を立てた形の風車には前も後ろもない。風向きが変わりながら吹いている風でも全ての方向の力を受けることができるのである。
 また、大型風車は大きな力を受けることができても風が気まぐれだと効率的に発電できない。常に同じ方向の強い風が吹いているようなところなら設置の意義がある。そうでなければ意義は大きくない。その大きさから生じる邪魔さ加減や危険さは必ずしもあるべきものではない。また、電力をひとつの大きなものに頼ると、それに問題が起きた時に大きな電力を一気に失う。それでは今回の原発問題の教訓が活かされていない。小型の発電能力を様々なところに置く、地域や家庭ごとに発電能力を持つことが肝心であり、スマートグリッドのようにその総量管理と分配ができる能力を併せ持つことが必要なのである。
 太陽光発電も大きなものを立てるのではなく、各戸の屋根や空いている土地を使うことに価値がある。風力発電とは逆に大きなものは台風などの影響を考えて頑丈に作る必要があるが、小さな屋根ならそれを支える程度の強度があればよい。温暖化が問題になっているくらいだから、夏場は太陽熱を必要な熱源に最大限使って、そのシステムで影を増やせば都市部のヒートアイランド減少も緩和できるであろう。
 自然のエネルギーばかりでなく、日常生活で生じるエネルギーの回収、再利用も検討するべきである。改札を通過する人の足下に踏むことで電気の生じるシステムを取り付けた実験があった。同様に重たい車が通過する道にそのような踏みつけのエネルギーを電力に変えるシステムを設置すれば交通量の多い道路も立派に発電所と化すことができるのである(ただし住居の近くでは要らぬ電磁波など生じるかもしれないので人気のないところがよい)。
 電車もブレーキをかける時に発電し、余計な電気を他に回すような仕組みを使っているがまだ無駄になっている部分もある。そういった細切れの電気を有効にするため、スマートグリッドはますます需要を大きくしつつある。
 また何でも電気にするのではなく、人間の生活には熱を必要とすることが多いので太陽熱をそのまま熱として使う事も積極的にしていいのではないかと思う。何も電気に変えてまた電気以外に変えるという変換の無駄(作業もエネルギーも)は必要ないかもしれないのである。どこに持っていってもコンセントに差せば使えるというのは便利だが、エアコンとか冷蔵庫とか風呂とかほぼ据え置きで動かさないものは別のシステムでも構わないのであり、交換しやすいシステムの開発も面倒くさがらずビジネスにすればいいのである。
 節電の必要性は、手抜きを工夫に変える機会をこの社会に与えている。

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