2009年10月16日 (金)

時津風部屋の朝稽古を見学

 農大出身の職場の先輩に連れて行ってもらった。朝6時過ぎに家を出て0730時前には両国駅に。待ち合わせて8時前に部屋の稽古場に入った。

 意外だったのは稽古の最初に各々準備運動をしていたと思ったらその後まずいちばん若手の力士に稽古をつけたことである。若い方から早い時間に出てきて練習するというのはわかるが、幕下の兄弟子が相手になって稽古の時間の3分の1くらいをかけじっくり指導していた。土俵を使ったぶつかりは一段落するが、その後も四股や股割りの指導が続き、最後にまたぶつかりを行うなど実に若手の育成に手厚い。髪を伸ばしているがまだ結えないこの若者(の修行)が半ば中心となって稽古が進んでいく。

 土俵は幕下力士のぶつかり稽古になり、時間を見て(見学の座敷からは時計が見えないので私は全く時間を見なかった)幕内力士のぶつかり稽古となったが、迫力はだんだん増していく。その中で、各々の力士が練習の中で課題を見つけ、それを改善する手だてを考えたり、他の力士や親方から指導があったりして練習する。筋力も上半身、下半身、上腕や大腿などどこが足りないのか、柔軟性による力を入れたときの関節の角度の違い、ケガの有無など見ている中で様々な要素が思い浮かび、練習というもののあり方を考えるいい機会になった。自分でもどんな練習をして、何を明らかにしてさらに何を練習するべきか、どんな筋トレをするべきか、そんなことを改めて考えていた。

 体に対する負担が大きく、瞬発力を何度も使う相撲の稽古は1030時には終わった。私にはちょっと面倒に思えるしきたりが少なからず見られたが、「スポーツの練習」を改めてよく見ることができたので実にすがすがしい気分で部屋を後にした。

(時津風部屋の皆さんありがとうございました)

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2008年10月12日 (日)

東京ヤクルトスワローズ

 ビールかけ明けのチームに負けちゃったよ……。
昨日は目の前で胴上げだったのに……。

 多分チームにいちばん必要なのは「負けん気」でしょう。

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2007年9月20日 (木)

古田監督に足りなかったもの

 プレイングマネージャーという面倒くさい役目は、野村監督の時代ならともかく、情報量の多い現在のプロ野球ではけっこう難しかったのではないかと思う。自分の勉強だけでも忙しいのに、他人の勉強までつきあったり教えたりしているようなものである。

 古田さんほど頭のいい人なら、やる前から難しさは分かっていた(想像できていた)であろうと思うが、しかし結果は出せなかった。やはり面倒くさいテストで他人の勉強にまでつきあって中途半端になってしまったという感じである。

 はっきり言って、私はプレイングマネージャーという立場を楽しむべきではなかったかと思う。そもそも現役を続けたいと言っているのに監督就任要請、フロントもかなりテキトーに無茶を言っていた。野球は知名度や人気だけで何とかなるものではない。それなら、とりあえず監督業を副業にして、そんな立場の現役生活を楽しめば良かったはずである。少なくとも野村さんはそんな感じだった(と思う)。

 頭の良さはともかく、古田さんには狡さがあまり見られない。比較対象になる野村さんは、非常にズルい人である。つぶやきの野村は真っ向勝負とは言い難い。古田さんは野村流に「まじめさ」を上乗せして野村さんよりさらに上を目指したのかもしれない。しかし、それは根本から違った。そもそも野球というものは全てがマジメではない。マジメではないものとして、その通りに対すれば野球はうまくいく。それが「マジメな野球」である。くそ真面目に、ただひたすら真面目な野球をやろうとしたら、それはうまくいかない。古田さんは本当に真面目すぎた。だから会見でも泣いてしまった。

 辞めるところでも、泣くところでもない。彼はもっとマジメに野球を楽しまなくてはならなかった。しかし彼は人間として真面目になってしまった。足りなかったのは、いろいろなものに対する狡さ、マリーシアである。もう少し現役に集中して頑張る古田選手を見たかったが、引退するなら今度はいい解説をして、田淵さんや江川さんのような「結果論解説」みたいな狡さもよく聞いて、野村さんのようなのらりくらりと上手くやってみせる味のある監督を目指してほしいと思う。

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