2011年4月15日 (金)

CATVはなぜデジタル化?

 アナログ放送は7月に終わるらしい。
 その理由は電波の使用域をあけてチャンネル過密解消や他の無線の有効利用と言っていた。
 CATVはケーブルに信号を通して各戸に情報を送り届けるので、無線は関係ない。CATVの会社が貸与や販売をするCATVチューナーがあれば、アナログTVにそのチューナーを接続することで引き続きアナログTVで見られると広報している。しかし、各戸にチューナーを置かずとも、CATVが現状のとおりアナログTVで見られるチャンネルに送り続ければいいだけではないか。家はCATVだが、現に今ではアナログのチャンネルを見ても、デジタル放送をアナログの周波数に流している。なので右上に「アナログ」の文字はないし、震災時の外枠放送もアナログ部分には伸びない。

 うちで契約しているCATVの社員に聞いてみた。「現状ですでにデジタル放送の番組をアナログch.で見られるように各戸に送っているのだから、そのまま継続させればよかろう。」と言ったら「それはできません」と言った。
 なぜ?

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「お願いランキング」の「美食アカデミー」はツンデレの典型

 深夜型の人間なので(不健康ですみません)「お願いランキング(テレ朝)」を見る機会が多い。
 お願いランキングはとりあえずランキング形式にしておけば何でもやる番組である。時々ランキングは全く関係ないが、それでも強引に何かのランキングにしている。誰にも評価しにくい「話の深い度」なんてランクもある。なんのこっちゃ。
 この番組の人気コーナーのひとつが「美食アカデミー」で、大手フランチャイズ外食を中心に、時々小さな店や芸能人の手料理も評価してランキングにする。評価者は3-4人の料理人や料理研究家である。
 この評価の様子は別室で商品開発など会社関係者が見ており、その評価に一喜一憂する。そもそも大手であり、開発者や時に社長は自信を持って挑むと意気込みを見せるが、大概そのうちのいくつかは酷評を受ける。客なめてんのかとか、こんなの単なる混ぜ物で料理ではないとか(口調は丁寧)そんな評価の下ることもある。
 番組ではこのように酷評を受ける最下位から順にVを流す。実際にどんな順序で商品を味見しているのか不明だが、関係者は順位が低いときにテンションが低く、その前に1位の商品があったとはとても思えないリアクションを続けていく。順位が上がり評点が少しよくなってくると、拍手をしたりハイタッチをしたりだんだんテンションが上がってくる様子に見える。1位の商品が満点で川越シェフが満面の川越スマイルで「うまい!」と発してみたりすると別室の関係者は大騒ぎして喜ぶ。泣いてしまったりもする。ただ他の順位で1位の泣きの後だった様子は感じられない。(以前は最後前に最下位、最後に1位と見せたこともあった)
 実際評価者がどんな順番で食べているのか、1位の食事が途中なのか最後なのか全くわからないが、最下位から1位への順番の様子は明らかにツンデレである。評価者たちは順位の低い食べ物のときは無表情に首をひねったり、最悪のコメントを残したり、まるで好きになれないやつの感じだが、1位の商品を食べると「こんなうまいの食ったことない」「眼から鱗」「この値段で?!」と最上級のほめ言葉で絶賛する(そうでないことも極たまにあるが)。物語としてツンデレは究極のハッピーエンドだが、なるほど、こういうやり方をすると文句を言うこともたまにありつつも大の仲良しになれるんだな、と感心してしまう。シャイで人見知りが多い日本という地域では、ツンデレは最高の物語であるとともに日常茶飯事なのである。

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2006年10月19日 (木)

「ピンポン」最低

 以前からTBSの午前中の番組を見ることがよくある。恵俊彰が司会の時はわかりやすい番組だと思い比較的好感があった。

 しかし、現在放送中の「ピンポン」の「二畳新聞」のコーナーを見ていて最低だと思った。紹介するタレントはでかい声でやたらと大げさにいうばかり。福澤アナも合いの手で盛り上げるばかり。時間がないのかコメンテーターのキッチュもひと言で乱暴に片付けるばかり。
 今日のネタのひとつは「公務員の特殊勤務手当」だった。公務員がもらっている(た)本当に必要か疑問な「××手当」という具体例を挙げて、こんなに余計なものをもらっているというふうに非常に軽いノリで頭ごなしに批判していた。
 この特勤手当、なぜ存在するかといえば、元をたどれば社会の賃金水準を上げるためだった。かつては公務員の賃金は他の民間の賃金を決める時の基準だった。だからこそニュースで「人事院勧告で公務員の賃金はこの程度と提案された」と大きく報じられる習慣がある。公務員は職員組合(労働組合)で交渉し、社会的水準を上げるべく様々な努力を重ねてきた。いわば庶民が頑張って勝ち取った「上乗せ」なのである。ベースアップが図れない時に当局が妥協案で提示したのも「手当」である。
 バブル期には民間が「小遣い」的なボーナスを連発したりOLの給料が過去最高を記録したりしていた中で、公務員の賃金は急にそんな水準アップができなかった。それを「手当」の形で「うまく」上乗せしてバランスを取ったこともあったりしたようである。そんな事情に便乗してあれこれ上乗せしちゃったとんでもない「手当」も多数存在するようだが、元をたどれば危険、汚い、臭いなどの苦痛を伴う仕事が「同じ公務員」ということで事務屋などと同じ給料で働いているところに、その業務格差を給料に反映させるべく付けたのが「手当」である。本来の意義を失った「手当」が存続されるのはどうかと思うが、本当に現場で苦労している人たちが報われなくなることが現場で働く「庶民」にとってどういうことなのか、庶民たる一般市民はもっと冷静に考えなくてはいけないだろう。バッシングしている公務員のうち多数は普通の給料をもらっている庶民なのである。
 バッシングするべきは、いわゆる「キャリア組(コネだけ系を含む)」とか局長以上の破格の賃金レベルのほうであって、下っ端が受け取る手当のほうではない。無駄がどうこう言う前に、社会全体で「あいつらはちょっともらいすぎだ」と足を引っ張り合う姿勢をもう一度見直してはどうか。下の方で足を引っ張り合い、そこで浮いた分は上の方に吸い上げられる。それで生まれるのが「格差」である。庶民は足の引っ張り合いではなく、上をめざす姿勢でありたい。「不景気」は幻想だったのだから。

 最近では公務員の賃金が下がったから民間もベースダウン、民間の賃金レベルが下がったから公務員はもっと下げる、というまさに減給スパイラルに嵌っている。これは自治体の姿勢そのものが社会に対しても庶民本位ではなく経営者本位に移っている事を意味する。最近増えている政経塾系首長の企業誘致優先政策を見てもよくわかる。これは明らかに庶民を敵に回しているでしょう。そう見えないとしたら騙されている。このような番組に。芸能界で破格の報酬を得ているテレビカメラの前の面々がこの件について文句を言うことの方が私にはずっと不自然に見える。あの人たちの収入レベルは「庶民」ではない。

 このような保守系新聞の公務員バッシングにつきあう姿勢、アメリカの「タカ派の顔」ライス長官を明るく軽く取り上げる手法、この番組のプロデューサーはネオコンなのではないのだろうか?これでは政府公報番組である。

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