2009年11月29日 (日)

運まで落ちてきたチーム

 今日の横浜FM戦は、かなり良くなってきたとは思う。

 中盤のパス回しやショートカウンターの動き出しはできていた。が、まるで得点できそうにない。いちばんまずいのがやはり精神的な弱さである。

 1対1の玉際では決して劣っているわけではないのだが、盗られたらまずい、抜かれたらまずいの慎重さがありありと醸し出ており、敵はそこに付け入っていた。明らかに今季10位の相手のほうが動きに思い切りの良さがあった。

 センタリングやスルーパスも下手なことをしてカウンターを食らいたくないとばかりに、前が開いていても一度ボールを止めて周囲を見直す。遅いので近づかれたり回り込まれたりする。出しどころがなくて後ろか横にパス。Pエリア内でもそんなだからシュートチャンスは50%以上失っていた。全員、まずは撃つつもりで構えつつパスも候補に入れなくてはならないのだが、彼らのシュート選択は優先順位のかなり下位だった。

 弱気でも運が悪くなければ5分以上で有利である。はずだが、比較的良いシュートもわずかにポストに寄ったり中澤の尻にたまたま当たったりで、ゴールも含めてラッキーはほぼすべてFMに持って行かれた。10-11月はそういう意味で悪夢の月であった。そもそもあまりラッキーの多いチームではない。

 運も選手に勢いがなくては呼び込めない。悪い時こそ、必要なのは勢いである。正確さ=慎重さではない。勢いがあってきっちりした仕事を求めることだってできるのである。

 エスパルスの選手たちはそれに実感を伴って気づかないと優勝はあり得ない。トップに立ちたいと思うのならば、いざというときに慎重になるよりも、勢いを持って乗り切る工夫について考えるべきである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月30日 (金)

相鉄大和駅

ジュンゴ!Dcf_0016

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月12日 (土)

泥沼にハマりやすいのも静岡気質

 点を取れない。

 点を取りにくいのは今に始まったことではない。エスパルスに移籍すると点取屋もおとなしくなる。これは戦術というより偏に気質ゆえと言わざるを得ない。気質ゆえ、押せ押せの戦術が不可能なのである。

 一時、一試合で5点前後取るのが続いたこともあった。しかしそれは落ち着いて余裕があったというよりは地に足がついていない印象であった。だからシーズン成績に必ずしもつながっていない。

 どんな形にしても、まずシュートしないで点が入るなど9割方あり得ない。以前100%あり得ないと言いかけたら目の前でセンタリングがゴールに入ってしまったので絶対とは言えないのだが。とにかく「ここはシュートでもいいかも」というシーンでシュートを選択する度胸が必要である。ここで外したら「もったいない、パスもあったのに」と責任を負う可能性があるとしても、シュートを選択する度胸である。

 パスでなくドリブルを選択する度胸もときに必要である。最近ドリブルシュートをトンと見ない。最後まで走り抜かない。どうも気合いの部分に疑問を持ってしまう。

 シュートしてしまう思い切りの良さが必要であるが、シュートを枠に向ける冷静さも肝心である。ミドルシュートの枠内率の低いこと。技術的な問題だけではないのであろう。投げやりなシュートが多すぎる。あるいは投げやりに見えるだけで、実は慎重すぎて振り遅れている可能性もある。

 いずれにしてもシュートがヘタだ。せめてシュートを増やして、もっとコントロールが確実な蹴り方を練習しなくてはならない。

 そこが健太の生き残る唯一の道だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月22日 (土)

シーズンが終わったので簡単に総括

 天皇杯でガンバに負けたので今シーズンは終わり。

 ひと言で言えば、去年を上回る方法がわからなかった1年。岡目八目で周囲はああするべきこうするべきと言っているが、当の本人たちがあまり咀嚼できていなかった雰囲気が最後まで拭えなかった。

 シーズン当初は去年の勢いそのままで、チェジンもプレーが安定してある程度点が取りやすく、タイトルをねらえる感じがしていた。お人好しの清水人が陥りやすい「安定感」というワナにハマったのもいつもの通り。同じやり方ばかりでは相手もそれを防ぐ手立てに特化してくる。そうするとジリジリと時間ばかりが過ぎて点の取れない試合が増える。ちょっと油断した時にポロッと失点してそれが決勝点になる。

 改善すべきは得点力の向上であり、シュートが枠内に収まる率の向上と効果的なミドルシュートの増加が課題であった。決めるべき流れのときに決めておかないとピンチでのプレッシャーが大きい。センタリングもいつも同じ条件で上げられるわけではないから、数撃ちゃ当たるというのとも違う。得点率の向上は、技術の向上だけでなく相手への心理的プレッシャーも増やせなければ果たせない。

 今日のガンバ戦はそのあたりが特徴的だった。やるべきことは少なからずできている。相手が引いて守ればゴンゴン決定機を作れる。が、結局1点も採れずに終わっている。結果を出すのに少々足りないのである。それが、相手への心理的プレッシャーである。

 来シーズンタイトルを採るためには、シュートの枠内率向上とプレッシャーのかけ方が必須課題だ。

 しかし、今日の岩下は急に出た割には実にいい動きをしていた。和道の器用な動きと比較するとあと少し何かが足りないが、充分先発に使える可能性を感じた。
 チェジンがいなくなって確実なポストプレーヤーやヘディングシューター(クリアラー?)の補充が必要となったが、岡崎ももう少しプレーに正確さができるとかなりいいプレーヤーになる。淳吾や枝村はいいキックがあるので、もう少し遠目から低いミドルシュートが打てるようになれば2列目安泰で、フェルナンジーニョの使い方にも幅が出てくるはずである。ディフェンスは硬いが、あまりみんなで下がりすぎないように分担を練習しておかなくてはならない。

 とりあえず今のチーム作りなら来シーズンも暗くはない。改善点とケガ人をしっかりなおして、タイトルへの確実な道をつくってほしい。

 来年の元日も応援しないサッカー観戦になった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 1日 (土)

ほら、やっぱりマルキに

やられた。

健太がどんなにいいゲームをしたと評価しても、とにかく点が入りそうもないのは全く結果に結びつかないし敵も恐れない。チェジンと兵働のお休みが響いた形だが、とにかくもっと決定力が上がらなければ優勝は永遠にない。

枝村のプレーは全てが得点に対してブレーキだった。もっと成長してもらわないと困る。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月24日 (土)

脱皮不全

 エスパルスは今日のゲームで引き分けて、今シーズンの4位が確定した。

 終盤でトップ4に入っていたことは評価できる。少なくとも優勝に手の届くところにはいた。しかし例によって詰めの甘さを露呈する結果となった。
 少なくとも5位以上はほぼ確定というところでFC東京、ヴィッセル神戸とそんなに苦手でもないところに連敗、そして残り3試合となってから2戦連続の引き分け。これは攻められて負けたり追いつかれたりというものでもない。要は、ゴールできそうでできないという病的なあの泥沼にはまっているのである。

 今日も淳吾のすばらしいシュートであっという間に逆転はした。が、奪われた先制点はCKで巻を全くのフリーにしていたため簡単に決められてしまったものだし、追いつかれた同点弾は西部が終始まぶしそうにしており判断を誤りやすいとアピールしながらプレーしていた結果とも言える。
 選手たちは「今日は勝たないといかんと分かっていたので気持ちが入っていた」と言うが、見ている方からはずいぶんとテンションの低い序盤の動きとしか思えなかった。天皇杯緒戦で明治大学と接戦を展開してくれたあのときもそうだが、真面目にやっていたと言うがそうとは見えないあの動きは修正課題であろう。分かっていてダラダラしていたのならまだ直しようが分かるが、もし自分達の姿が分かっていないのだとしたら大問題である。ひとり気を吐いていたチョジェジンが哀れに見えてくる。

 すなわち、詰めの甘さの最大の根源は「己を知らない」ことにあると見る。プレッシャーに弱い、因縁に弱い、つけいる敵に弱い。漠然と自覚しているようではあるが、どうしたらいいのか、何を変えればいいのかが分からないままでは知らないのと同じである。

 今シーズン、点を取る時は取れている。優勝しそうなレッズのほうがよほど辛勝の数は多く、しかし引き分けになりそうな試合を勝っている、負けそうな試合を引き分けにしている分彼らが上を行っている。点を取り試合に余裕を持たせるテクニックという部分では成長が見られた。しかし根本的な神経の強さにはまだ進歩は見られず、相手につけいる隙を与える状況はやはり現実に見せつけられる。今シーズン一皮剥けたか?と言いたいところであったが、やはり脱皮不全と言わざるを得ない。

 久保山由清は引退した。来シーズンはまたいくらか人が替わるであろうと思われる。一皮剥けるきっかけはあるか、影響を与える選手は入ってくるか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月22日 (日)

やはりマルキにやられたか

 以前「マルキと稲葉」に書いたが、今節鹿島戦が近付いてもmixiのエスパルスコミュには「マルキーニョスを拍手で迎える」と主張する一派が目立っていた。娘がカゼをひいているため日本平に行けなかったが、彼らは拍手をしていたのだろうか。

 テレビでゲームを見ていた感じでは、アレックス同様にマルキがボールを持つと大きなブーイングが起こっていたようである。あまりしつこいのはどうかと思うが、もう違うチームの人なのにホームの如くノビノビとプレーされても困る。かつて、清水出身でエスパルスに恨み(?)をもつ数々の選手はノビノビとエスパを圧倒した。

 マルキはノビノビとプレーをしていた。もうその時点でエスパとサポーターは精神的に不利であった。シカの勝ち越し点はそのマルキーニョスの得意な動きからまんまと柳沢に決められる。いつもなら自由に泳がしておいてもあまり驚異でない柳沢が、マルキの存在により確実な決定力に変わってしまった。これまで不振の鹿島も、「やりやすかった」マルキのおかげで連勝に結びつけられた。

 エスパルスは相変わらずの苦手意識症候群で、余計な力が入っているのか見えないプレッシャーに振り回されているのか、肝心のフィニッシュがまるで決まらず独り相撲状態。かつて鹿島や柏というのは、タイトルが関わらないようなどうでもいいところでは圧勝し、肝心な試合では勝てないという相手であった。それが今ではいつでも苦手な相手である。精神的な弱さ以外の何物でもない。

 エスパルスは決定力さえ上昇すれば勝つ確率はグッと上がる。それは事実であろう。しかしそれはより決定力のあるFWを補強すればいいというものではない。これまでもエスパに来て弱くなったFWが何人もいる。それよりは精神的支柱がいることの方が決定力を強くするための対策として功を奏するかもしれない。サントスの存在が懐かしい。

 しかし、いつも言っているとおりミドルシュートを効果的に入れていかないと得点力は上がらないということが今日も如実だった。市川の思い切りのいいミドルシュートは奇跡的に決まり、それ以外のゴール前の攻撃はひとつも決まらなかった。終盤など、鹿島が全員引いてサンドバッグ状態だったが、シカはそれでもエスパが決められないという自信があるのか撃たれっぱなしであった。鹿島の守りに策がないこともあるのだろうが、エスパルスも攻撃が完全になめられているということを早く自覚してほしいものである。ミドルレンジでフリーで受けられたら撃つことも選択肢に入れる、それがなければマラドーナやメッシの5人抜きもできなかったはずである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月11日 (日)

マルキと稲葉

 このオフにマルキーニョスは清水エスパルスから鹿島アントラーズに移籍した。噂によればマルキ本人はエスパルス残留を望んでいたが、エスパルスが提示した条件は低く、代理人による(?)交渉で合意に至らなかったためエスパルス側が「契約しない」旨決めて公表した、とか。

 私のかみさんはエスパルスを応援するようになってから4-5年目、それ以前の様々な移籍の様子は詳しく知らないが、マルキーニョスは期待してかなり応援していた。来季契約しないと聞いて非常にがっかりしていた。

 そこに鹿島入団のコメントが入ってきた。「鹿島でプレーするのが夢だった。」とか。かみさんはがっかりするのみならず怒っていた。「あんなに応援しなければよかった。」

 サッカー選手の経歴は一般的にそんなものである。活躍すればより上の条件を求め、ダメならもっと好条件を提示したチームに受け入れられる。そうしてキャリアを上げていくことができる。チームと何らかの因縁があれば長く定着することもあるだろう。デルピエロなんてずっとユーベで、2部降格させられた今季も残留している。もちろん、澤登やテル、俊秀(移籍になってしまったが)なんかも清水出身ならでは、である。

 まあそんなものだから、出ていった選手が次回敵として見える時、当たり前に大ブーイングで迎えられる。その選手の実力を知っているし、出ていって「恩返し」されてはかなわないのでプレッシャーを与える。ブーイングには一部リスペクトも含まれている。

 そんなところも含めて私はmixiのコミュで「シカ入団のコメントを見たら次回会った時に大ブーイングせずにはいられない」旨のコメントを書いた。そうしたら結構多くの人が「活躍して(降格間際の)エスパルスを助けてくれたから温かく送り出したい」とか「世話になったからブーイングはしない」などのコメントを書いて反応した。「そんな入団コメントはリップサービスだ」とも。

 まあマルキのエスパルスへの貢献を忘れていないし、多分マルキはエスパルスを好きだろうし、リップサービスもあるだろう。でも英雄ジーコのチームでプレーするのは夢かもしれないし(海外ではシカがJを代表するチームという扱いの報道もけっこうある)、それだけのコメントをするのはエスパサポにブーイングを受ける覚悟の上であろうと思われる。

 北海道日本ハムファイターズの稲葉は、日本一になった時のコメントでもかなり控えめで、決して「北海道のファンは日本一」みたいなことは言わなかった。もともと控えめなのかもしれないが、しかし彼はマジメなところがあり頭もいいのだと思う。きっと前所属で優勝した時に「神宮最高」くらいのことは言ったことがあると思う。正直にどう思ったかはともかく、そのテのリップサービスを複数箇所で繰り返すと「オオカミ少年」になってしまう。彼は以前の言葉をウソにしないためにも、いまの所属で大げさなヨイショはできないのである。

 清水や静岡あたりの人の傾向として「お人好し」というのがある。私の両親もそうなのでそのあたりはよくわかるのだが、表では非常にお人好しで、家や後の機会では「陰口をたたく」、つまり内弁慶でもある。私はよく言ったものだ。「その言葉を相手の面に向かって言うべきだ」と。エスパルスの強くなりきれないのにもその気性が絡んでいるといつも強く思う。肝心な時にきっちり流れを掴むことができず、強い時にも遠慮したり安心したりして多得点できず、苦手な相手にはいつまでも勝てない。その雰囲気が「優等生たろう」という発言のエスパリスタたちにも感じられる。

 乱暴な態度や悪しき慣習をそのままなぞれとは言わない。しかしあまりお人好しな対応は紳士というより「バカ」にされる。言うべき文句は飲み込まずに言う姿勢でありたいものである。

 戸田は練習試合のバカなプレー(というか暴行?)で全治3カ月のケガを負わされたが、戸田に関するスレでも「相手への文句より戸田を励ますことを書きたい」と宣う人がいる。戸田としては、自分が表で言いたい放題文句が言えない立場だから、サポーターに代弁してほしいところも大いにあるだろう。試合でもバカな審判がミスを繰り返したら、文句が言えない立場の選手に代わってサポーターがブーイングしなければならない。ところが「紳士」(かなあ?)たちは「文句より励ましを」という姿勢である。

 どこぞの汚い罵声だらけのチームよりは大いに良い傾向だとは思うが、もう少し言うべきことは言うようにならないとやはり「強い」チームにはならないだろう。現に、乱暴なサポーターのチームが結果を出しているだろう。声も出さずに踊っているだけのサポーターが少なからずいるのを見ると、盛り上がりも結果もこの程度止まりかと自ずと感じる。シジマールが乱暴なサポーターに追い回されたのも、清水の人間がなめられていた象徴のように思えてならない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月24日 (日)

がっくりきた

 期待しすぎるのは良くないとは言うが、もっと期待させてほしかった。エスパルスは天皇杯準々決勝で敗退、シーズンがついに終わった。

 鹿島との相性が最近非常に悪いことは誰もが知っている。その中で、矢島がチャンスにあっさりと決めたのはある意味予想外だった。後半に入って2点目も決まり、これで3点目が決まれば準決勝進出だったのだが、落とし穴はそこにあった。

 ジェジンは明らかに2点リードで余裕を持ちすぎていた。シカが前線に人数をかけ始めて、そのためDFのチェックが厳しくなった。エスパルスは中盤から前にボールを出しにくくなり、フィニッシュせずに奪われるケースが増えた。ありがちな悪い形である。そしてジェジンは囲まれてボールを奪われた後、追わなかった。
 中盤から後ろは数的不利に陥りやすい。案の定、攻撃陣が余っているシカは3点とも余裕のフリー選手がシュートを放った。3点ともラッキーが重なっていたが、そこにいられたことが何よりの勝因である。3トップのシカにゾーンディフェンスは作戦負けであった。

 しかしジェジンが奪われた後すぐに追っていればそんなに追い込まれるシーンを多く作ることはなかった。今シーズンの結果は全てそこに現れたと言っても過言ではない。詰めの甘さが「もうちょっと」の結果である。ジェジンは、韓国代表にもその結果を作った。マルキーニョス不在はこんな形で今年の弱点を明らかにした。

 そしてもうひとつ、カウンターがしかけやすい状況で、すっかり浮かれていたのが今日の攻撃。数的優位を作りやすいから突っ込んでいくが、突っ込みすぎると孤立したり、オフサイドになったり。時々ミドルレンジからシュートを放たないと、DFは調子に乗ってどんどんラインを上げる。

 なぜ枠に行くミドルを撃たない?撃てない?そしてミドルが決まらない試合の多くに負けていることになぜ気付かない?まだ戦術管理があまい。そして……

 そのくらいの判断は私にもできる。試合を見ていて本当に思う。その程度でいいのなら、私を選手に使ってほしいくらいだ。フェルナンジーニョは期待できるかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)