2010年9月 9日 (木)

なんじゃこりゃ

 昼に「ワイド!スクランブル」を見ていたら、ある病院のサービス改革について特集していた。
 全て見たのではなかったが、接遇の指導者を庶務、人事関係のポジションに入れて、受付の接遇改善や新しいサービスの導入を行ったという話のようである。接客する事務員の挨拶や笑顔を指導したり、送迎バスを走らせたり、待合室でお茶の配布や新聞や毛布の積極的な貸し出し(飛行機の中のよう)をしたり、月イチでイベントを企画したり、リハビリついでにジム室を新設したり、という話だった。
 サービス改善を接遇指導者は「全国の病院で当たり前にしたい」と言っていた。院長は「満足度が上がってファンが増えている」と言っていた。スタジオではみんなが手放しで褒めちぎっていた。
 それでいいのか?
 この特集、この病院の医療の中身には何も触れていなかった。で、医師不足で医師の数は減り続けているという。ところが患者来院数は倍増したそうである。患者は十分な医療を受けているのだろうか。医師は十分に休息を取ってしっかりした状態で仕事ができているのであろうか。
 無愛想でぶっきらぼうで不便な受け付け事務があるとすれば、それはいくらかでも改善するべきである。サービス業に必要なのは最低限のサービスである。それ以上は需要と供給の関係で考えればよい。
 しかし、この病院と接遇指導者の行っているのは過剰なサービスである。表面上のお得感は増加し、利用しやすいと感じるかもしれないが、肝心の中身は全くリンクしていない。それだけ利用者が多いのに医師がなお減っているのはなぜなのか。患者数や診療時間に見合った賃金が支払われているのだろうか。
 薄利多売の悪いところは、質の平均値を下げてしまうところにある。生活雑貨の小さな籠など質が悪くても相応に長持ちするし困ることはない。医療のように長期の生活や生命に影響を与えるところで薄利多売はあってはならない。表面上のサービスがどれだけ充実したところで、真の医療には大きな影響はなく、ひどい言い方をすれば患者を騙して集めているようなものである。付録が充実して肝心の本体がなんだかわからないのでは詐欺と言っても過言ではない。
 この病院を見て、経営としてうまくやっていると褒めるのだったらそれは納得できる。民間で病院を経営するのも楽ではない。かといって正義感だけではやっていけないので、どこかで商売をうまくやる必要がある。しかしそこがうまいからと言って病院そのものを褒めていいものではないし、そこが本筋のように言われたらまじめにやっている病院が損をする。マスコミ主導の病院の質落としではたまったものではない。
 患者にとって病院の雰囲気や環境は大切である。病は気からという言葉にもあるように本人の気の持ちようによって病状はずいぶん変わる。そういう意味でのホスピタリティを最低限確保してほしいとは思うが、過剰なサービスを売りにして上面の人気だけ集めるような病院に乱立されては困る。患者も冷静な評価をしてほしい。近くの風呂屋に行くのとは違うのだから。

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2009年11月27日 (金)

ソニーのブルーレイとダビング10

 ソニーのブルーレイレコーダーを買った。

 スゴ録よりも数段頭がよくなっている(というかデジタル放送対応なので番組表対応などが細かくなったのは当たり前か)のは確かだが、ダビング10はただの厄介者である。そもそも10回もダビングなどしないのだが、問題はワンセグ付きウォークマンが何の役にも立たないことである。

 私のウォークマンはワンセグ付きの初代だが、画像ファイルも持ち出し可能で、レコーダーで録画したものを転送して外で見られるのがある意味売りのひとつであった。しかし、地デジ対応の録画はダビング制限があり、ウォークマンはそれに対応していないので転送できないと言うのである。PSPもそうなのだろうか。

 ソニーに問い合わせてみた。返答は
「ダビング制限につきましては著作権の問題により現在対応しておりません。
また、ソフトウェア更新の予定は未定でございます。

ご意向に添えず誠に申し訳ございませんが、あしからずご了承下さいますよう
お願い申し上げます。」
とバッサリであった。この役立たず。

 しかもこのメールでは「品質向上と更に使い易い製品の開発に努めて参りますので、
今後も引き続きソニー製品をご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。 」と続くのであるが、つまり対応した新機種を買えということか。私はモノを大事に長く使う努力をするほうなのだが、ソニーはまだ大量消費時代から抜け出せずにいるのだろうか。

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2008年9月21日 (日)

地デジに思う

 「ちでじ」を初変換したら、「血デジ」になった。

 デジタル以前に、クリアビジョンになった頃から画面はけっこう鮮明で、明るくなった上にチラつきとかぼやけもかなり消えて、色合いや輪郭がはっきりと見えるようになった。
 色の出し方というのは、別に高密度にならなくても以前から見えていたわけで、ハイビジョンになる時にドーランの塗り方を再検討しているという話を聞いて、視聴者の目もナメられたものだと思った。

 すなわち、けっこう前から顔だけ白い女優とか、顔だけ黒いウッチャンとか、不自然なものをかなり見せられて来た。ウッチャンはともかく、顔だけ白い女優はそうと気付くとけっこう不気味である。しっかり書いて形の変わった眉毛とか、マスカラで黒々しているまつげとか、ちっとも美しく見えない。高校野球の若者たちの眉が明らかに作ってあるのがよく見えてかなり笑えたものである。

 はっきり言って、ハイテク特殊メイクのようなものを駆使してもっと誤魔化そうとするよりは、ずっと自然なメイクに方向転換して、女優とてこんな肌ですと正直なところを見せてくれたほうが好感度も上がるのではないかと思ったのだがどうだろうか。なんだか、食品偽装の話にややダブって見えてくるのだが、夢を売る商売は夢うつつのままのほうがいいのだろうか。

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2008年3月10日 (月)

よそ見系

カメラ目線で包丁を使う石本アナ(CX)の手元が怖い。

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